低炭素セメント
「クリーンクリート」が完成したそうです。
“コンクリート”がクリーンになったから“クリーンクリート”といったところでしょうか。(´m`)
いよいよ建築躯体に初適用されたというニュースに注目してみました!
どのくらいクリーンなのかというと・・・
◎産業副産物を再利用して、コンクリート工事から排出されるCO2を最大80%も低減!
私なりに簡単にまとめるとこんな感じでしょうか?
どうやってクリーンにしているかというと・・・
強度や製造コストを同等以上にしつつ、セメントの材料の一部を
・ 高炉スラグ(鉄鋼製造からの副産物)
・ フライアッシュ(石炭火力発電からの副産物)
に置き換えられるようにしてコンクリート使用時のCO2排出量を減らしたり、
産業副産物を利用するので、廃棄物処分費用を低減したり、
廃棄物処分場の逼迫(ひっぱく)解消に貢献したり。
なにやら
2015年度 科学技術分野の文部科学大臣表彰において「科学技術賞」を受賞☆
2014年度 一般財団法人日本建築学会から「日本建築学会賞(技術部門)」も受賞☆
色々書くとなにやらすごい物が出来た気がしますね!実際にすごい進化ですよね!
おまけにJIS適合なので、これまでのコンクリートと同じ方法で製造できます。
きっと色々大変な思いをして開発されたんだろうな~と想像して感動してしまいます(’ー’)
オリンピックに向けてインフラ整備が増えていますが、こういった良い素材をどんどん使って環境にも人にも優しい建築業界にもっとなっていくのは素敵なことだな~と思うこの頃です♪